赤ちゃんの訪問看護について

ベビー専門の訪問看護師のニーズ高まる!

訪問看護と言えば、高齢者や体が不自由な患者の看護ケアといったイメージが定着していますが、これとは別に赤ちゃん専門の訪問看護師についてご存知でしょうか。赤ちゃんの訪問看護については、まだ全国的にはあまり知られてはいませんが、今後は少しずつニーズが高まりそうです。

首都圏を中心にベビー訪問看護ステーションが展開されており、優秀な看護師の人材が求められています。赤ちゃんの訪問看護では、おもにNICUを退院した乳児がその対象となっているようです。NICUとはあまり聞き慣れない言葉ですが、「Neonatal Intensive Care Unit」という言葉の頭文字をとった呼び方で、新生児の集中治療管理室のことを指します。

先天性の病気や仮死状態で生まれてきた赤ちゃん、身体機能が未熟でなんらかの問題がある赤ちゃんなどを対象に集中的な治療と管理が必要な赤ちゃんは、しばらくの間NICUに入って治療をしなければなりません。そのNICUを退院したあとも、定期的なケアが必要となります。そのような子どもがいる家を訪問して、適切な看護ケアを行うのが、赤ちゃん専門の訪問看護師の仕事です。


赤ちゃん専門の訪問看護師に向いている人とは

赤ちゃんが好きだからという理由で、ベビー専門の訪問看護師に転職したいと思っていても、人それぞれ向き不向きがあります。そして、ある程度、専門的な知識と看護の技能といったものが求められます。

訪問看護師は、自分の判断で看護ケアを行うのではなく、必ず医師の指示を受けてからそれに従い、看護ケアについて計画を立てる必要があります。成人・高齢者の訪問看護の経験があるからといって、赤ちゃん専門の訪問看護師がつとまるというものではないようです。

成人・高齢者の訪問看護では、ある程度健康状態が安定している患者が多いのですが、NICUを退院した赤ちゃんは、健康面でもまだまだ不安定な状況にありますから、その子どもを育てるお母さんは、かなり不安を抱えていることもあります。

赤ちゃんは会話ができないので、コミュニケーションをとるのが難しく、お母さんとの関わりが深くなりますので、お母さんに安心感を与えられるように、気配りをするのも大切な役割です。


赤ちゃんの訪問看護について